「エグザップ」では、「コンテンツ販売、アフィリエイト両方やる」ことを推奨しています。
ですので、私からも、アフィリエイトについて触れておきたいと思います。
オリジナルコンテンツとアフィリエイト商品を組み合わせることで、
・コンテンツの書き方スキルを身に付けると、アフィリエイトでも魅力的な紹介記事を書ける
・紹介する教材に自分の特典を付けて、より強力な独自企画を作ることができる
・オリジナルコンテンツ販売とアフィリエイト報酬の、ダブルで収益が入る
このようなメリットを得られるのです。
ブランディングを意識したアフィリエイト案件の選び方
「エグザップ」ステップ⑤で、ブランディングについて詳しく解説されています。
ここでは、ブランディングの観点から、アフィリエイトの話をします。
取り扱いアフィリエイト案件は、お店の品揃えと同じです。
あなたが紹介する案件も、ブランディングの要素と考えてください。
まずは、案件の内容と特徴。
取り扱う案件は、あなたの理念とコンセプトに沿ったものでなければなりません。
「時代に左右されない本質的なスキルを身に付けて、一生にわたって稼ぎ続ける」
というコンセプトを打ち出しているのに、
「今しか通用しない楽して即金を稼げる系」の教材ばかり紹介していたらどうでしょうか。
ユーザーは、掲げているコンセプトよりも、紹介している案件のほうを、あなたのブランドとして見ます。
また、ダイエット系には、たとえば脂肪冷却エステのような案件があります。
あなたが
「努力なしで今すぐスリムな身体を手に入れよう!」
というコンセプトを掲げているなら、マッチしていますね。
しかし、コンセプトが
「ただ痩せるのではなく、ダイエットを通じて生活習慣を良いものに変えて、健康な身体を作っていこう」
だとしたら。
「施術で脂肪だけ溶かしても、生活習慣を改善しないままだと逆戻りになるだけでは?」
という疑問が生まれないでしょうか。
その点をちゃんとフォローしたうえで紹介するのなら、良いかもしれません。
「高単価だから」とか、「今トレンドだから」とか、目先の利益だけで選ばず、
「案件とコンセプトがマッチしているか」という点を、つねに意識してください。
「高単価だから」とか、「今トレンドだから」とか、目先の利益だけで選ばず、
「案件とコンセプトがマッチしているか」という点を、つねに意識してください。
「多数を幅広く」戦略と「少数を厳選」戦略
取り扱う案件の数も、ブランディングと関係があります。
・数多い商品を幅広く紹介する
・ごく少数の商品を厳選して紹介する
このどちらかで、印象が大きく違ってきます。
ダイエットジャンルの場合
・パーソナルジムに特化して、複数のジム案件をアフィリエイトする
・パーソナルジムの中のライザップ特化してアフィリエイトする
ざっくり言って、こういう路線の違いがあります。
こちらは、複数のパーソナルジムを紹介して、ランキングや比較記事を載せているサイト
日本最大級のパーソナルジム検索サイト|ジムここ! byアルプロン
https://alpron.co.jp/gym/
こちらは、ライザップ専門の紹介サイト
らいざっぷふぁん
https://toshitan.com/
2つを対比すると、それぞれの特徴が見えます。
“1点推し”という戦略
一般的な話として、単純に商品数が多いほど、買われるチャンスが増えます。
ただ、ひとつ問題点があって、
選択肢が多いと、人は迷って選べなくなります。
その反対側にあるのが、
「少数を厳選したほうが魅力的に映る」
という側面です。
以下にその例を挙げましょう。
これは、ユーザー立場としての私の経験なのですが。
私は、情報商材アフィリエイターの発信を、長期的に複数人ウォッチしていたことがありました。
彼らは毎月1~2本くらいのペースで、某ASPの新着情報商材をメルマガで紹介してきます。
一方、基本的には独自企画とコンサルを中心に売っている発信者がいて、
まれに、アフィリエイト教材のレビューを書かれることがあります。
そうすると、
「年に1~2度くらいしかアフィリエイトしない人が紹介するくらいだから、本当に注目に値する教材なんだ」
と、無条件に思ってしまうんですよね。
あれもこれもと紹介している人と、
「これだ」という商品だけを激推しする人
どちらが強烈な印象を残すかという話です。
こちらは、TwitterでBrain商品を多種類アフィリエイトしているアカウントです。
こばねこ@ブレイン紹介✨Brainアフィリエイターのために稼げる商品をいちはやくお届け🚴♂️(@kobanekosan)さん / Twitter
Tweets by kobanekosan
私なんかはこういうのを見ると、「結局どれを選んだらいいの?」と思ってしまうんですね。
(これはこれで需要があるので、いい悪いという話ではありません)
ただ、私自身の実感として1つ言えることは、
少なく絞り込むほど“推し”の威力が上がります。
その究極の形は“1点推し”です。
1品とか、1人とか、1社とか。
自分が心底いいと感じた商品だけを全力で紹介したほうが、
「この紹介は本気だ」
と思わせやすいのです。
ちなみに、リアルビジネスでも“1点推し戦略”はあります。
〈参考記事〉
「商品は1種類だけ」の店はなぜ人気なのか:日経ビジネス電子版
https://business.nikkei.com/atcl/report/16/072800150/080200003/
ただし、キャッシュポイントが限定されてしまうという弱点はあります。
「多数を幅広く」のメリット
・キャッシュポイントが増える
・急に商品が販売停止になったときのリスクを分散できる
「少数を厳選」のメリット
・「推し」の威力が上がる
・見込み客を迷わせない
それぞれのメリットを裏返したものが、もう片方のデメリットになります。
あれもこれもと紹介している人と、
「これだ」という商品だけを激推しする人
どちらが強烈に印象に残るでしょうか。
自分が心底いいと感じた商品だけを全力で紹介したほうが、「この紹介は本気だ」と思ってもらいやすいのです。
両方のメリットを合わせた第3の戦略
「多数を幅広く」と「少数を厳選」、どちらも一長一短があることを見てきました。
ここで、もう1つの提案をします。
それは、「ジャンルに関係した、異なる商品カテゴリを多種類、用意すること」です。
ダイエットの場合は
・パーソナルジム
・ダイエット食品
・サプリメント
・運動器具
・アプリ
・ダイエット本
…etc
と、さまざまな関連商品があります。
サプリ20種類勧められてもどれを飲めばいいかわからなくなりますが、
ダイエット食品と運動器具とアプリをセットで紹介しても、それぞれまったく別物だから、迷うこともありませんよね。
稼ぐ系であれば、情報商材のほか、WordPressのテンプレート、レンタルサーバー、メルマガスタンドなどもアフィリエイトできます。
情報商材に限定しても、ジャンルを細分化できます。
・マーケティングならこの教材
・ライティングならこの教材
・SNS運用ならこの教材
…といった具合です。
どの戦略にも共通して言える大事なポイントは
・あなたのコンセプトに沿って、一貫した芯があること
・「これで本当にお客さんを明るい未来へ連れていける」という気持ちがあること
・あなたがその商品をよく理解して、本気で紹介したい想いを持っていること
です。
コンセプトがしっかりしていないと、アフィリエイト案件ひとつ選べない
ということが、おわかりいただけたでしょうか。
以上の話を考慮して、あなたのブランドを確立してください。