コンテンツビジネスに導いてくれた人たちとの出会い【ミズキのプロフィール】

これから、
コンテンツビジネス情報発信者としての
私の原点となった、
ある体験の話をします。

今の私がコンテンツビジネスをやっている理由

文章にこだわりを持っている理由

スキル系の情報発信をやりたいと思い立った理由

この記事の執筆から14年も前に起きた、
奇跡的な出会いの話。

お付き合いいただけると、幸いです。

 

「考えることの面白さ」を知ったきっかけ

2010年1月。

きっかけは、研究職である私の夫が

「最近、すごい人にハマってる」

といって、私に話してくれたことです。

 

その人(Kさん)は、

図解で知識を構造化して、人に伝達する

という、
図解思考術を生業とする人でした。

夫は研究職という職業柄、
高度な思考力が要求されます。

夫は初めてKさんの思考術を知ったとき、こう思いました。

「このメソッドを活用すれば、
 問いを発見するプロセスを
 システム化することができる」

今まで見たことのないものに出会い、
「これだ!」と感じたというのです。

夫は「Kさんの思考スキルは宝だ」と、今でも言います。

 

Kさんは、ビジネス系のWeb媒体で情報発信をしており、

当時

「専門知識を教える技術」

というテーマで連載していたので、
私も読んでみました。

そこには、

・話を単純化するあまり、
 必要な情報を省いてはいけない
 
・情報量が多くても、
 徹底的に構造化すれば、
 むしろつながりができて覚えやすくなる
 
・必死に考えるプロセスなしに、
 専門知識を理解できることはあり得ない
 
・だから、そのための読解と構造化の
 スキルを身に付けよう

こういう主旨のことが書かれています。

私はこのとき、
とくに専門知識を要する仕事をしてはいなかったのですが、

素朴に「考えることの面白さ」が伝わってきました。

 

それから私も夫と一緒に、
Kさんのメルマガを購読し始めます。

 

「書くこと」の喜びに目覚めた出会い

ある日のメルマガで、Kさんが
ビジネス仲間のMさんの
新刊本を推薦していました。

「この本は……、本当にすごいですよ!」
と。

私は気になって、
その本のAmazonページを確認します。

内容はSE(システムエンジニア)のための
営業術だったのですが、
私には難しそうに感じました。

 

そこで、同じ著者のほかの本を見ると、
私にも読めそうなものがありました。

それは、人間関係とコミュニケーションがテーマ。

一般的な解説ではなく、

Mさん自身が会社員時代を経て、
独立して現在に至るまで、

人間関係に苦しみながらも
本当の信頼関係を築いていった、

生の体験記でした。

Mさんはもともとシャイな性格で、
人間関係に不器用だといいます。

私も幼いころから引っ込み思案で
人間関係が苦手だったので、
共感を覚えたのです。

 

著書を読んで、
心をわし掴みにされました。

痛いくらい赤裸々に、
自分をさらけ出されていたから。

そして、ハッとするほど文章が良かった。

 

Mさんの著書のAmazonページの
「商品の内容-著者について」欄に、
メルマガ情報が載っていました。

登録してみましたが、
数日経ってもメルマガが来ません。

そこで、メールで問い合わせを出すと、
返信が来ました。

そのメールは、現在は休刊中とのこと。

でも、
こうしてメルマガを読みたいといって
問い合わせをくれる人がいるから、
復活すると言ってくれました。

 

Mさんは、文章術と自分軸の専門家です。

会社員時代はSEで、独立後、IT系ビジネスライターになりました。

今でこそ自分軸コーチングのようなものは
一般化していますが、

2010年の当時から「自分軸」メインで
情報発信している人としては、

私の知るかぎりMさんのほかには
ほぼいなかったのではないかと思います。

私は学生のころから

「自分らしさって何?」

ということを考えていたので、
自分軸のテーマに強い関心を覚えました。

 

復活したメルマガは、自分軸を中心に
ビジネスの本質を語る内容でした。

当時の私は、
ビジネスなどまったくやっていません。

でも、Mさんのメルマガは専門性を抜いて
一般向けに書いてくれているので、
よく読み込めば私でも理解できたのです。

メルマガは週1ペースで配信され、
私は毎回感想を書き送るようになります。

そうすると、次回のメルマガに掲載されて
コメントをくれます。

そのやりとりは、毎週毎週、続きました。

 

信じられませんでした。

相手は京大出身の元SEで、
14歳も年上のプロライターです。

対して私は、
一介の兼業主婦でしかありません。

それなのに、相手の文章を深く読み込んで
理解して、考えたことを書いて返せば、
やりとりが成立したのです。

私は、当時自分が書いたメール返信を
まとめて1つのWordファイルに保存しているのですが、

 

今このプロフィール記事を書くにあたって
見返してみると、

返信数54通
総文字数は6万4千字ほどありました。

(このほかに、のちにMさんが作った
オンラインコミュニティでのやりとりもあります)

もし対面だったら、
私はこれだけの量の会話はできていません。

 

幼いころから、私は孤立がちな人でした。
引っ込み思案で、人前では無口。

一人で過ごすのが好きだから、
自由な時間は勉強するか、読書するか、
ゲームするか。

そんな生活を送っていました。

 

夫と出会ったきっかけは、
サイエンス系の
あるインターネット掲示板です。

お互いの書き込みを読んで惹かれ合い、
直接会うようになり、結婚に至りました。

書くことから、関係が始まったのです。

文章とネット環境がなかったら、
私は今でも孤立した人生を送っていたと思います。

 

距離が離れて会えなくても、
口下手でうまく喋れなくても、

書くことで、自分の想いを伝えて、
尊敬する憧れの人と通じ合うことができる

私が文章の道に目覚めたのは、
このときからです。

 

スキルを持ち寄って協力し合う人たち

Kさんは、Mさんのほか
3人のビジネスパートナーたちと、
親密に交流していました。

Kさん:図解術&思考術の専門家
東大理学部出身
 
Mさん:文章術&自分軸の専門家
京大文学部出身
 
Yさん:中小企業向け営業の専門家
 
Wさん:内向型向けの営業術の専門家
明治大商学部出身
 
Sさん:営業チーム作りの専門家

この5人は親友のような仲間関係で、
ネット上の交流やコラボセミナーを
頻繁に行っていました。

夫はこれらのセミナーと懇親会に
積極的に参加し、
私も一緒についていきました。

 

私はこの頃、とりたてて何のビジネスも
やっていなかったので、
こういう知識を学んでも
とくに使いどころがありません。

でも、

夫と共通の話題を持って
話し相手になりたい

という動機だけで関わっていったのです。

 

夫は、

「研究職でこういう営業セミナーに
興味を持って参加してくる人は、
すごく珍しい」

と言われていました。

自分のやりたい研究をやるためには、
予算を取ってくる必要があります。

そのためには、上層部に対して
その研究の意義を納得してもらう必要がある。

研究者といえども、
営業的なスキルも持ちあわせていないと、
希望の研究が通らないのです。

 

今現在、
私はコンテンツビジネスに取り組んでいて
夫は毎日のように
私の話し相手になってくれています。

ビジネス実践者ではない夫が
私の話を理解してくれるのは、

この時期にビジネスの情報に色濃く触れた
ことが土台になっていると思っています。

 

スキルは人を救う

Kさんの仲間のひとりに、Yさんという
営業術の専門家がいます。

私はYさんのセミナーに参加して
お話を聴いたことがあるのですが、
とにかくトークが超一級なのです。

声のトーン、緩急、リズム。
聴いているだけで、
心地よくて話に惹き込まれます。

Yさんは、
元は極度のアガリ症だったそうです。
当初は、ろくに話せず、
営業には不向きな性格だったのですが、

自分の声を録音して聞き直す
→気になる箇所を改善する

これだけのことを、
ひたすら地味に繰り返して、
トークを磨き上げていったのです。

トークのリズムやテンポは、
落語を大量に聴いて身に付けたといいます。

 

でも、それ以上に私の中で
強く印象に残ったのは、
仲間とのエピソードです。

 

2007年10月のこと。

図解思考術のKさんは、研修講師として、
Yさんのセミナーを見学しに行きました。

講師Yさんの話を聴いたとき、
Kさんはこう思ったそうです。

「こんなにすごい話をしてるのに、
 もったいないな……」

内容は素晴らしく役に立つものなのに、
それが効果的に伝わる形になっていない。

そこでKさんは自らYさんに申し出て、
「講師スキル」と「教えるための演出」の
知識を伝授したのです。

 

この2人を引き合わせたのは、
両者が持つスキルでした。

Yさんが、独自に磨き抜いた営業スキルを
持っていたからこそ、

Kさんは「何とかしてやりたいな」と
心が動いて、自ら手を貸した。

Kさんから教わったスキルのおかげで、
Yさんは71歳の今でも、
現役で営業講師兼コンサルの活動を続けています。

(私はYさんの営業ブログは、
今でも全部読み続けています)

 

また、ビジネスライターのMさんは、
Yさんをモデルにした、
実話に基づく本の執筆を手がけました。

それは『奇跡の営業所』というタイトルで
出版されました。

そしてMさんは、
自分に足りない営業スキルを
Yさんから教わって、助けられています。

 

お金を払い合うのではく、
それぞれのスキルを交換してお互いに
高め合う関係が、そこにはありました。

「スキルは人を救う」

この生の実例を目の当たりにして、
私はいたく感銘を受けたのでした。

 

3.11に開催されたセミナー

2011年3月11日。

私は、Mさんの自分軸セミナーに
参加していました。

 

Mさんは、「自分軸ライブ」という
独自のスキルを持っています。

リアルタイムでクライアントに
質問を繰り出し、
応答をホワイトボードに板書しながら、

30分前後の時間で
「誰に」「何を」「なぜ」を掘り下げ、
浮き彫りにしていくのです。

私は過去にも一度、目の前で見たのですが
あれは神業です。

夫も一度、
Mさんの自分軸ライブを受けて、その後、
仕事の方向性が明確になったといいます。

 

このセミナー日も、受講者の1人が選ばれ
自分軸ライブが行われました。

そのライブの真っ最中・・・・・

震度5くらいかと思われる
大地震が起こりました。

揺れが収まるのを待って、
ひととおりセミナーをやり切り、

懇親会のために予約していた店に
向かいます。

 

店内に備え付けのテレビで、
大地震の緊急速報が流れていました。

このときに、今回の地震が
ただ事ではないことを知ります。

最寄りの東陽町駅は封鎖。

私はセミナー受講者のうち数人と一緒に、徒歩で東京駅へ向かいました。

 

交通機関が停止して、自宅に帰れません。

地下道で寝泊まりして、
一夜を過ごしました。

翌朝もまだ、電車は復旧せず。

東京駅構内の
喫茶店や飲食店をはしごしつつ、
一日を過ごすことになります。

 

私はこのとき、内向型向け営業術の
Wさんの新刊本を持参していました。

新入社員の奮闘を小説仕立てにした、
ビジネスストーリー本です。

夢中で読みふけっているうちに、
時間が過ぎました。

 

自宅の夫と電話が繋がり、
夫が東京駅近郊のホテルを
ネットで予約してくれました。

翌朝には電車が開通し、
私は無事に帰宅します。

 

新刊本の感想を
Wさんにメールで書き送ると、
とてもていねいな
喜びの返信をいただきました。

返信メールの最後には、
こう書き添えられていました。

そちらの地区は、原発の影響を
比較的受けやすい地域だと思います。
無事に収束してくれることを
切に願っています。

 

Kさんの情報提供に救われる

震災後の福島原発事故で、
世間は混乱と不安に陥っていました。

近隣の住民の中には、
住み慣れた場所を捨てて避難した人たちも
たくさんいます。

それこそ

「放射能は危険だ」説とか
原発反対運動とか
東電バッシングとか

メディアではネガティブな情報や言論が
飛び交っていました。

 

そんな中で、図解思考のKさんが、
Webメディア上で
「原子力論考」の連載を始めます。

メディアで報じられている記事を
ピックアップし、

・何が書かれているか
・何が書かれていないか
・提示されている論拠は何か
・別の記者の反証データがあるか
・作為的な情報操作が混じっていないか

…と、一つひとつ丹念に問いを立てて、
情報の中身を腑分けしていきます。

その結果、

「一般に思われているほど、
 放射線は危険ではない」

という結論が導き出されました。

大事なのは、
たとえ今すぐは理解できなくてもいいから
根拠をたどって自分で考えようとする
クセをつけることです。

というメッセージと共に。

その論理と考察には筋が通っていて、
他のメディアの情報とは明らかに
一線を画していました。

 

連載は、124回にも及びました。

Kさんは原子力の専門家ではありませんし
本業とも関係がありません。

でも、人より情報の読み解きスキルに長けていたから、
この原発論考を執筆しようと思い立ったのです。

「今、自分ができることはこれだから」

と言って。

 

私の住む茨城は、
原発事故が起きた福島の隣接県です。

この論考を読み続けていたおかげで、
私はどれだけ落ち着きを取り戻せたかわかりません。

その気持ちを伝えたくて、
Kさんに感想を書き送りました。

すぐに、Kさんから返信が来ました。

返信の主旨は、

専門家でもない自分が、
ここまで原子力擁護論を
書いていいものか
 
という懸念を抱きながら
書いていたので、
 
お便りもらえたことで、
書いててよかったと思えて報われた。
 
不安を解消するために、私の論考が
少しでも役に立てて嬉しい。

 
ぜひ、連載記事に匿名で
感想文を紹介させてほしい。

というもの。

私は、その反応に胸を打たれました。

「え・・・、
これでそんなに喜んでもらえるの?」

救われたのは、私のほうです。

私は、こういうことのために
文章を書けるようになっていて本当によかったと、
心の底から感じたのでした。

 

当時、私が送った感想文。
Kさんの連載するWebメディアに掲載されました。



 

ネットビジネスの存在を初めて知る

2013年、Mさんが、
ある女性起業家を紹介しました。

彼女は、出産と育児のために
会社の仕事を辞めるのですが、

それまでのやりがいを失って
気が塞いでいるところで
ネットビジネスに出会い、
救われた体験を持つ人です。

(彼女は今現在も活動中です)

 

私はこのときに初めて、
ネットビジネスの存在を知ります。

 

この女性起業家の公式サイトを見ました。

ネットビジネスを実践する塾(スクール)
の案内が載っています。

しかし、
私はそこには入会しませんでした。

塾が高額だったからということもあるのですが、

この時点ではまだ、今すぐ
ネットビジネスに取り組もうというほどの
強い動機がなかったからでもあります。

 

ただ、これをきっかけに
ネットビジネスの存在を知ったので、
情報収集だけは細々と続けていました。

 

そうして何年目かに、
メンターと呼べる発信者と縁ができて、
私はコンテンツビジネスの実践に踏み出したのです。

 

おわりに

私は今、

文章でコンテンツを作るための
ノウハウとスキル

を発信しています。

 

今の私がスキル系で情報発信しているのは
間違いなく、この時期に関わった、
一流のスキル持ちの人たちの影響です。

「スキルは人を救う」ということを、
身をもって実証して見せてくれた人たちでした。

(本プロフィール記事で紹介した人たちは
全員、今も現役で活動中です)

 

コンテンツビジネスを始めてからも、
私はすごい人たちと出会いました。

その人たちのおかげで私は
コンテンツビジネスの世界に入り、
活動を継続することができています。

私は、今までに出会って
私と深く関わってくれた人たちのことを、
ずっと忘れません。

 

私がこうして、異世界の人たちと
交流を持つことができたのは、

先人の方たちが
コンテンツを世に出していたからでした。

書籍、セミナー、ブログ、メルマガ
さまざまな形で。

 

コンテンツは、
人との縁をつなぐものです。

コンテンツを介して人と人が出会い、
そこから交流が始まる。

そして、コンテンツには、

触れた人に新しい世界を見せて、
人生を激変させるほどの力があります。

小さくても
自分で個人ビジネスに取り組んでみると、

ただ普通に日常生活を暮らすだけでは
考えられないほどの世界が広がります。

「この人に出会うためだけでも、
ビジネスをやってきてよかった」

と思える瞬間が来るのです。

 

先人の方たちから受け取ったスキルを
少しでも還元するために、

私はこれからもコンテンツビジネスを
続けていきます。

 

私は「書くこと」をしていなかったら、
いま関わっている人たちの
誰ともつながっていません。

 

もし私の書いた発信が
あなたの目に留まって、
コンテンツビジネスの世界に
興味を持ってくれたなら、

私はそのための方法を伝えて、
あなたともつながりを持ちたいです。

いつかあなたが
自分のコンテンツを完成させたら、
ぜひ私とも共有させてください。

その時を、心待ちにしています。

 

コンテンツの作り方を無料で学べます

私は「売れるコンテンツの書き方」の
ジャンルでコンテンツビジネスに取り組み

1年以内に、自分で作った9,800円の
有料コンテンツで初収益を達成しました。

そのときの実践体験から生み出した
コンテンツ作成ノウハウを、
全10本にまとめました。

まったくの初心者の方からも、

「実用的でわかりやすい」

と、好評をいただいています。

自分の手で一本のコンテンツを書き上げる
体験ができるので、

ぜひ、手に取ってみてください。

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テキストコンテンツ作成マニュアル

【学べる内容】

✅趣味の延長で楽しく学びながら、オリジナルのコンテンツを作る方法

✅あなたの強みと弱みの両方生かして、共感されるコンテンツを作る秘訣

✅誰でも簡単にコンテンツを販売できるプラットフォーム7選

✅他人の情報を自分のオリジナルに変える6つの技法

✅大ヒットマンガの事例から読み解く「面白さ」のポイント5つ

✅わかりやすくスラスラと読める文章を書く簡単な3つのコツ

✅高スピードで文章を書き上げて、時短でコンテンツを完成させる方法

✅1冊の本から30分もかからず必要な情報を抜き出すインプットの手順

✅信頼性の高いサイトを5秒で見きわめるチェックポイント

✅数ある発信者の中からあなたが選ばれる商品タイトルの付け方

・・・etc

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。