この記事では、他人の情報商材を、売れるオリジナルコンテンツに変える方法をお伝えします。

特に、ノウハウコレクターには朗報です。

あなたのパソコンの中で埋もれている情報商材の数々が、宝の山に変わります。


この方法を知ることで、あなたは自分のコンテンツを作って稼ぎ、商材代金分のマイナス収支を一挙にプラスに転じることができます

逆に、この方法を知らなければ、あなたは永久に成果が出せないノウハウコレクターのままで終わります。

「自分のコンテンツを作りたいけどパクり方がわからない」という人は多いです。

私も以前はそうでした。
その疑問を完全に解消します。

この記事を読み終えるころには、自分のコンテンツ作成に向けて今すぐ手を動かせるように、あなたを導きます。

《テーマ》
4つのセールスレター教材を素材に、自分のオリジナルコンテンツを作成する

いま私の手元には、以前購入した4つのセールスレターBrain教材があります。

Aさん『コンテンツを売りさばくセールスレターの極意』
Bさん『帝王学に基づくセールスレター黄金の法則』
Cさん『勝ち続けるためのセールスコピーライティング』
Dさん『一流マーケターに学ぶ売れるレター講座』
※タイトルは変えています。実際の商材名ではありません。

これを素材に、自分のコンテンツに仕立てあげていくプロセスを見ていきましょう。

あなたの手持ちの素材(教材)に置き替えて、読み進めてみてください。

なお、情報商材は本文の引用・転載は禁止ですので、必要に応じて要点だけ抜き出す形になります。

第1章 コンテンツの中で見るべき3つのポイント

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用意した教材をひと通り読んでいきます。
洗い出すポイントは、

①共通点
②相違点
③独自性

この3つです。

では、順番に見ていきましょう。

共通点

すべての教材に共通しているのは、
セールスレターの基本構成(型)
の部分になります。

基本的には

1.ヘッドコピー
2.ボディ
3.クロージング

この3層です。

一つひとつの構成要素を細分化して、全部で6つだという人もいれば8つだという人もいますが、もっともシンプルにすれば3層になります。

誰がどう表現しようと、この基本構造は変わりません。
ですので、ここは絶対に外せないポイントだということがわかります。

次に、構成。これは、目次を見てみましょう。

これも細かいところは人によって違いますが、大きく共通するところは

1.前置き(全体像や抽象論など)
2.本題(セールスレターの型・テクニック)
3.補足説明・まとめ

この3段構成になります。

冒頭からいきなり
「セールスレターの基本型5つの構成を紹介します」
とか、やる人はいませんでした。
(個人的には、やってかまわないとも思いますが)

いくつかの教材を参考にざっくりとでも基本構成をつかむと、自分でコンテンツの構成を考えるときにイメージしやすくなりますよね。

もうひとつ共通していたのは、発信者のあり方について触れていること。
人によって語り方はそれぞれですが、すべての教材にこの要素は入っていました。

これは例えば、

「コンテンツを提供する者は、自信をもってお客さんを理想の未来へ導いていくものである」

というようなことです。

ただテクニックを渡すだけではダメで、信頼関係を築くことが大事という価値観からきているのでしょう。

そのままパクってもいいのは、この共通点の部分になります。

ここをパクるなと言われたら、そもそもセールスレターの教材を出せません。

では、次です。

相違点

これは、
「取りあげている人もいれば、取りあげていない人もいる」
という内容です。

具体的に挙げると

・3つのNOT(読まない・信じない・行動しない)
・GDTの法則(人が持つ9つの欲求)
・LF8(生命の8大欲求)
・人間脳・哺乳類脳・爬虫類脳

もっと細かく拾えば、いくつも出てきますが。

どれを取り入れてどれを取り入れないかは、打ち出したいメッセージによって違ってきます。

これは一般に広まっている理論なので、誰が使っても問題ありません。
(当然ですが、説明は自分の言葉で書いてください)

もし、ここに挙がっていないもので、あなたが持っている知識があれば、それを材料にして、コンテンツにオリジナリティを持たせることもできますね。

独自性

これは、そのコンテンツ独特のスタイルや特徴、書き手の独特の切り口や視点といった要素です。

具体的に挙げてみると、

Aさん:ビジネス仲間の人物紹介を入れて、人の輪を大事にしている
Bさん:対話形式で、読み手が登場人物に感情移入しやすいようにしている
Cさん:顧客だけでなく、売り手側の心のケアも考えられている
Dさん:自身がもっとも影響を受けた教材のセールスレター全文を題材にしている

こんな感じですね。

ここがいちばん、オリジナリティを表現できる部分です。

ひとまずここで区切りになるので、一息ついて、次の章に進みましょう。

第2章 コンテンツを感覚的に読んで特徴をつかむ

1章でやったことは、客観的な分析でした。
2章でやることは、主観的な感想を出すことが中心になります。

プラスとマイナス、両面の感想を出す

『勝ち続けるためのセールスコピーライティング』を例に、話の流れを追ってみましょう。

・自分の中のマインドブロックについて
・セールスレターの役割と目指すべき理想の未来
・お客さんが商品を買う理由
・セールスするときのマインドセットの話
(↑ここまでで15000字)

・「3つのNOT」を交えながら、セールスレターの書き方テクニック解説(本論)

・LF8の解説
・クレーマー対策について
・人間脳・哺乳類脳・爬虫類脳の解説
・GDTの法則の解説
(後略)

ここまで読んで、何を感じるか。
あなたの率直な本音の感想を出してみてください。

「……詰め込みすぎじゃね?」

とか、ざっくばらんな感想でいいんです。
ていねいな感想文を書く必要はありません。

プラスの見方をすれば、
「盛りだくさんで、とても勉強になりました!」
という人もいるでしょう。

ひとつの意見・感想には、かならずその反対側があります。

ちなみにこの4つのセールスレター、1本あたりの平均文字数が50000字近くあります。
いちばん長いので60000字強、短くて35000字。
4つ合わせて約19万字。本1冊分以上です。

このコンテンツを読んだとき、読者の反応としては、

「すごい読みごたえがあって大満足です!」

という人と、

「頼む。もっとパリッと簡潔に説明してくれ…」

と言いたい人と、2通りに分かれる気がしました。

Brainレビューでは、全員が100%星5つの絶賛評価でした。

Brainは、もともと高評価の絶賛レビューに偏りやすい傾向があります。
販売者はレビューと引きかえに特典をプレゼントしていて、購入者はアフィリエイトして稼ぎたいという狙いがあるからです。

反対側の意見は拾いにくいので、そこは自分で想像する必要があります。

※こういう側面を抜きにしても、ここで紹介した4つの教材は、みな本当にクオリティが高くて素晴らしい内容であることを、私のほうから付け加えさせていただきます。

もしあなたが、

「すごく熱量がこもってて好感持てるけど、正直長すぎるよな…」

と感じたとしたら、逆路線で

「短い中にエッセンスがギュッとつまった、見通しのいいコンテンツ」

を作って市場に斬り込んでいくのもアリです。

コンテンツビジネスをはじめようという人が、勉強のために教材を購入したとき、

「セールスレターの書き方ひとつで、こんなバカ長い文章を書かないといけないのか…」

と、気が滅入る人も出てくるだろうと思います。

あなたがぜんぜん違った魅せ方の教材をBrain市場に投げて売れてみせたら、希望の星になれますよ。

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※この時点ではただの思いつきなので、本当に売れるかどうかはわかりません。事前リサーチはしっかり行ってください。

全体の印象を感じ取る

教材を読むときに、もうひとつ見てほしいところがあります。

それは、全体的な印象・雰囲気です。

「あたたかさがにじみ出ている」
「凄みがひしひしと伝わってくる」

というような、素朴に伝わってくる“感じ”。

それは、書き手がそれぞれ持っている

   身にまとう空気

のようなもので、これは誰ともかぶることがなく、真似できるものでもないところです。

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言語化は、できてもできなくてもいいです。
ただ、心で感じ取ってみてください。

こうして、いろんな角度から情報を一つひとつ見ながら整理していくと、

「自分だったらどう書きたいか」
「自分なら、どんな色を表現できるか」

という方針が、だんだんと見えてきたのではないでしょうか。

また一息入れて、最後の章に進みましょう。

第3章 コンテンツにオリジナリティを持たせる方法

最後は「独自性」です。
ほかの人にはない、あなたのコンテンツだけの特徴的な何か。

なかなか難しいですよね。
企画力の話にもなってきますから。

今これを書きながら、あるひとつの考えが浮かびました。
ほんの思いつきですよ。

それは、自分がすごいと感じた人のセールスレターを題材にしたDさんのスタイルを借りて、

読み手としての自分がどう感じたか

という視点でレター解説をするというもの。

「”読み手側”がどこにどう感じたか」の情報って、意外と見かけません。

私が今までに見てきたセールスレター教材は、すべて「書き手側の狙い」視点で解説されたものばかりでした。

ここで私が感動したセールスレターを引っぱってきて、

「私はいかにこのレターに心を動かされたか」

という視点で解説を書くと、今までにない切り口のコンテンツができるかもしれません。

私は「セールスレターの書き方」でコンテンツを出す予定はないですけど。
もしやってみたら、面白そうな気がしました。

こういう、何かひとつでも独自のアイデアを思いつくことができたら、それだけでオリジナルのコンテンツになるんです。

独自性を持たせられれば強いですが、特別なアイデアを考えつけなかったとしても、自分のコンテンツは作れます。

ひとつの提案としては、何でもいいのでテーマを決めて、自分でセールスレターを1本書きあげてみることをおススメします。

それが実践体験になるし、気づきと発見が出たら、それも自分のコンテンツに織り込めますよね。

ビジネススキルもアップしますよ!

第4章 オリジナルコンテンツを書く手順

コンテンツにオリジナリティを持たせる要素は、

✅情報の取捨選択
✅書き手の存在感・空気感
✅独自のスタイル・視点・切り口
✅具体例・体験談

こんなところです。

コンセプト
・いちばん伝えたいメッセージ
・お客さんをどこへ連れて行きたいか

これを思い描きながら、あなたのコンテンツに盛りこむ情報を箇条書きで書きだし、大枠の構成(目次)を作ってください。

この骨組みを見ながら自分の語り口で文章を書きおろせば、誰の写しでもない、あなたオリジナルのセールスレター教材が書けます。

ここまできたら、なんだか書けそうな感じがしてきませんか?

次に、ここまでの流れをまとめます。

まとめ

(1)これから作りたいコンテンツと同じテーマの教材を、手持ちの中からいくつか選び出す

(2)教材の中から、「共通点」「相違点」「独自性」を洗い出す

(3)教材を読みながら、プラスとマイナスの両面から感想を出す

(4)教材の全体から伝わってくる印象を心で感じとる

(5)教材の中身を実践して(セールスレター教材なら、自分でセールスレターを書く)、体験と気づきを得る

(6)(1)~(5)のプロセスを通して、「自分ならどんなコンテンツにしたいか」の方針を固めていく

(7)「独自性」のアイデアを考える(出なければ飛ばして次)

(8)「いちばん伝えたいメッセージ」と「お客さんをどこへ連れて行きたいか」のコンセプトを思い描く

(9)コンテンツに盛りこむ情報を箇条書きで書き出し、大枠の構成(目次)を作る

(10)(9)の骨組みを見ながら、自分の語り口で文章を書きおろす

いかがだったでしょうか。

手持ちの情報商材を利用して自分のコンテンツを作りだすイメージが、具体的に湧いたのではないかと思います。

「ノウハウコレクターで集めた知識を、新しいコンテンツにする方法はありますか?」

この疑問の声に答える形で、ひとつの指針をお伝えさせていただきました。

すごいボリュームとクオリティのコンテンツを手にしたとき、

「こんなの自分で書くの無理……」

こう感じたと思います。

でも今あなたは、それだけの情報を手にしているということなんです。
それを生かす方法は、ここまでの話でお伝えさせていただきました。

大丈夫です。あなたにも書けます。

あなたのコンテンツ作りに役立てば幸いです。