この記事では、あなたが本当にやりたいテーマを見つけて、売れるコンテンツを作れるようになるためのワークを、3つご紹介します。

このワークを実践すると、あなたは好きなことをしながらお客さんに楽しみを共有し、経済的にも精神的にも豊かな人生を送れるようになります

逆にこの情報を知らないと、あなたはストレスを抱えながらやりたくないビジネスに取り組んで、続かずに挫折する結果になります。

はじめは、具体的にどんなコンテンツを作ればいいのかを明確にして、
章が進むごとに、深いところまで、あなただけのテーマを掘り下げていきます。

ワークを最後まで終えたときには、今すぐビジネスを実践したくてウズウズすることでしょう。

 

第1章 売れているコンテンツのリサーチ

「あなたの好きなテーマでコンテンツを作りましょう!」

と言われても、

「何のテーマでどんな内容を書けばいいの?」

と、イメージが湧かないと思います。

ここで、最初のワークです。

📱ワーク1📱
情報販売プラットフォームにアクセスし、ジャンル一覧と人気記事のタイトルを、ひと通りチェックしてください。

今はネット上情報販売プラットフォームがいくつもあって、誰でもコンテンツを出品できます。

そこで実際にどんなコンテンツが出されているか、どのコンテンツがよく読まれて売れているかを見てみましょう。

💻情報販売プラットフォーム一覧💻

note
https://note.com/

Brain
https://brain-market.com/

ココナラ
https://coconala.com/

TimeTicket
https://www.timeticket.jp/

Tips
https://tips.jp/

BOOKERS
https://bookers.tech/

udemy
https://www.udemy.com/

MENTA
https://menta.work/

1.プラットフォームのトップページから、ジャンル(カテゴリ)一覧を見る
2.どれかのジャンルを選択
3.人気順に並べ替え(新着順は見ない)

プラットフォームごとに表記方法が違うので、見るべき項目を以下に挙げます。

note:「人気」「急上昇」「注目」「定番の記事」「話題の記事」
Brain:「人気」
ココナラ:「人気のカテゴリ」「ランキング」「お気に入り数順」
Tips:「人気順」
BOOKERS:「人気順」「注目順」

ココナラの非稼ぐ系は、テキストコンテンツよりも、個別サポート・アドバイスという形での出品が多いです。
それでも、コンテンツのテーマ選びの参考になります。

udemyは主にオンライン動画コースの販売ですが、どんなコンテンツが求められているかのリサーチになります。

もうひとつ、参考になるサイトがあります。

Fujisan―日本最大級の雑誌サイト
https://www.fujisan.co.jp/

雑誌は、売り上げが出ないと廃刊になってしまうので、書籍以上にシビアな媒体です。

つまり、雑誌のトピックを見れば、需要のあるテーマを知れるのです。

これらの人気記事や雑誌から、

・どんな悩みごとがあるのか
・どんな興味・関心ごとがあるのか

が、見て取れます。

頭の中だけで考えるより、外側の情報から刺激を受けて、ピンと来るものを見つけるほうが早いです。

いろいろなコンテンツを見ながら、

「このジャンルは興味がある」
「こういう悩みなら、私の知識と経験で解決策を出せる」
「私だったら、こんなテーマで書いてみたい」

というふうに、自分の中で反応が起きてアイデアが浮かんできたら、それを書きとめてください。

ここまでやると、少なくとも
「コンテンツに関して、まったくイメージが湧かない」
ということは、なくなっているはずです。

第2章 あなたにふさわしいテーマ選びの基準

ステップ1で、大まかなテーマのイメージはつかめたと思います。

その中でも、あなたが本当に意欲的に取り組んでいけるテーマを選ぶための基準について、お話しします。

💎あなたにふさわしいテーマ選定の基準💎

①「もっと知りたい!」と思える
②自分に強みがある
③「人と共有したい」と感じられる

1つずつ、解説していきます。

①「もっと知りたい!」と思える

これがいちばん大事です。

コンテンツビジネスを始めると、つねにそのテーマに関する情報を集めて、考え続けるようになります。
日常生活でも、テーマに対して周囲にアンテナを張った状態になります。

それが楽しくてストレスを感じなければ、そのテーマは自分に合っています。

これは、今の知識レベルでは判断しないほうがいいです。

確かに、知識と経験が多ければ有利なのは間違いありません。

ですが、いくら元から詳しくても、過去の「貯蓄」だけでずっと情報提供し続けられるわけではありません。

出発点がどのレベルだろうと、つねに新しく学び続けることに変わりはないんです。

だから、今この瞬間「もっと知りたい、もっと学びたい」と思える気持ちのほうを基準にしてほしいです

そのほうが長続きできます。

②自分に強みがある

「強み」とひとくちに言っても、漠然としていますよね。
ですので、さらに細かく見てみましょう。

🏆強みの要素🏆
①好きである
②得意である
③苦もなくやれる
④日常の一部になっている
⑤関心を持ち続けられる
⑥切実な必要性がある

どれか1つでも当てはまっていたら、それは強みです。
全部が同時に満たされている必要はありません。

筋トレの例でいうと、

(1)トレーニングがとにかく好きで、ひたすら自分の体を鍛えあげていくのが趣味
…「好き」の要素が強い

(2)筋トレ自体は好きでも得意でもないけど、働き続けるための基礎体力づくりとして習慣にしている
…「必要性」の要素が強い

タイプはまったく違いますが、どちらも「強みがある」と言っていいです。

強みを別の言葉で言いかえると、「自分との関係性の強さ」とも言えます。

「好き」は、感情的な結びつきが強いということ。

長年の経験があって得意なものは、自分史との関わりが強いもの。

関心と必要性は、自分の生活や人生と関わりが強いということです。

私の場合は、

・文章で人とやりとりすることに喜びを感じる
・子どものころから一貫して読書が趣味
・数年前からネットビジネスの情報収集を続けてきた
・コンテンツビジネスを学ぶ機会を得た

それで「コンテンツビジネス×文章術」をテーマに選定しました。

文章と読書は「好き」、ネットビジネスは「必要性」と結びついています。

③「人と共有したい」と感じられる

「誰かに伝えたい」という強烈な想いが、アウトプットの原動力になります

ですので、「人と共有したい」と思えることが、本当に大事です。

趣味には2通りの楽しみ方があります。

ひとつは、周りを巻きこんで一緒に楽しみを広げるスタイル。

もうひとつは、あくまでも自分ひとりの世界で楽しみたいというスタイルです。

後者の場合は、いくら好きで趣味でも、コンテンツのテーマには向きません。

世の中には、自分が感動した映画やマンガなどを、熱く語るのが大好きな人がいます。

悩み苦しんでいる人を助けて喜ばれることが、強烈なモチベーションになる人もいるでしょう。

たまたま何かいい情報を拾ったら、真っ先に「これ教えたい!」と思う。

そんな気持ちになれるのが、最高のテーマです。

第3章 コンテンツを生みだす源泉とは何か

強み×弱みのかけ合わせ

これが私の考える、コンテンツの源泉です。

私は、文章を書くのも読むのも好きなので、その強みからテーマを決めました。

でも本当は、そこまで優れているわけじゃないんですね。
私よりもはるかに、心を惹きつける文章を書く人がいます。

得意なつもりでいたことの中にも、弱点とか、自分に欠けているものや足りないところがいくつも見えて。

「強みの中の弱み」とも呼べる部分がボロボロ出てきたんです。

けれど私は、こういう「足りなさ」に直面したときに、いちばん頭が回って、考えが進んで、コンテンツのアイデアが浮かんでくるのです。

コンテンツビジネスの実践を通して、問題を感じたら、
「じゃあ、どうする?」と問いを立てます。

「できない」と感じたときこそ、それをなんとかしようとして、方法論を考える。

私はいつも、このパターンでコンテンツを作ってきました。

「強みの中の弱み」

そこに、コンテンツの資源が詰まっています。

実は、「文章を書く」という私の強みは、別の弱みから始まっています。

私は小学生のころから引っ込み思案で、人と話すのが苦手でした。

しかし、ある日初めてインターネットに触れて書き込みをしたときから、文章による人との交流が始まります。

そこから、書くことへの興味が芽生えました。

私は、その場でとっさに言葉を切り返すのが苦手です。

その代わり、じっくり時間をかけて内面を見つめたり、考えをまとめたりすることには長けています。

そういう意味でも、文章は自分に合ってた。

私の強みは、弱みの裏返しなんです。

弱みがまったくゼロだとしたら、どうでしょうか。

私が直接に知る人で、見ず知らずの人にもナチュラルに話しかけて、一瞬で打ち解けられる人がいます。

まるで、以前からの知り合いであるかのように。
異性にも、ほぼ警戒されることがないそうです。

私から見ても、天性としか思われません。

その人は、べつに何か訓練をしたわけでもない、ものごころ付いたときからそうだと。

「どうやったら、そんなにも自然に人と接することができるんですか?」

と私が聞いても、説明するのが難しいといいます。

その人は、物怖じして人に話しかけられない悩みが存在することすら想像できない。
教えようがないんです。

特技全般について言えることですが。

あまりにも最初からできすぎるものは、かえって教え方がわからないという場合があります。

できない原因がわからないし、「できない→できる」のプロセスを経験していないからです。

一方、決して得意とはいえないけれど、やりたいことに挑戦した人がいたとして。

最初はうまくいかなくて、何度も失敗してつまずいて、やっとうまくいって。

どこでつまずいて、どうやって乗り越えたという、道のりと方法を語ったとしたら……

ものすごい価値ではないですか?

価値を生むのは、能力の絶対値ではありません。
差異を埋めるプロセスです。

「人よりできないけど、前向きにやり続ける意欲がある」というのは、弱みの中の強みです。

それが、とてつもない価値を生みます。

強みと弱み、どちらを入り口にしてもいいんです。

「自分の強みがわかりません」という人は多いですが、強みと弱みのどちらも見つからない人はいないはずです。

コンテンツビジネスの基本は、人の悩みに応えて、より良く変わってもらうことです。

自分が何かを真剣に悩んだ経験がないと、人の悩みにも寄り添えないと思います。

ですから、あなたの強みと同じくらい、弱みも大切にしてほしいです

 

第4章 自分の特性を知る

強みは、どちらかというと後天的な要素が大きいものです。

ここでは、先天的な特性を探るワークを紹介します。

これがわかると、自分にとって無理なくストレスのないスタイルで、ビジネスに取り組めるようになります

私が今やっていることは、コンテンツ作成にまつわるさまざまな課題に対して、方法論を提示することです。

これが、やってみたら自分に合っていました。

毎日そのことを考え続けて飽きない。
コンテンツの執筆にいくら手間取っても、苦にならない。

素材の参考文献を読んでいるときは、ビジネスでやってるのか趣味でやってるのか、わからなくなります。

それは「性に合ってる」という言葉が、いちばんしっくりきます。

「整理して、道筋をつける」
ここに私の特性があるみたいだということが見えてきました。

これは、やってみて初めて気づいたことです。

ここで、2つめのワークです。

🏄‍♂️ワーク2🏄‍♂️
あなたが好きでやってる/やってて楽しい/なんなくやれる活動をあげて、その中からあなたの特性を抽出してください。

💃活動内容の例💃

・仕事
・家事
・人間関係
・趣味
・習いごと
・学生時代の部活動・サークル
・子どものころの遊び
…etc

たとえば、ラグビー部に熱中していたという場合。

・身体能力を極限まで追求する
・新しい身体感覚を発見する
・チームの連携プレーを研究する
・試合の中で場の一体感を味わう
・大好きな仲間と一緒に過ごす

同じ活動内容でも、楽しみポイントは一人ひとり違うわけです。

あなたは、何に没入しやすいタイプでしょうか?

難しいと感じたら、次の方法を試してみてください。

1つの仕事・活動を挙げて、その中のタスクを細分化するのです。

コンテンツビジネスの場合、

1.リサーチする
2.ジャンル・テーマを決める
3.コンテンツを作る
4.集客する
5.セールスする
6.お客さんとやりとりする

大まかにいっても、これだけあります。

その中の「コンテンツを作る」だけ取りだしても、

・情報収集
・文章執筆
・構成
・デザイン
・タイトル付け

と、さらに細分化できます。

この中で、全部の作業が同じぐらい好きで得意という人はいないはずです。

好きで得意なものもあれば、面倒で苦手なものもあるでしょう。

私の場合は、コンテンツ作成の、その中でも情報収集と文章執筆が「性に合ってる」と感じます。

でも中には、セールスが面白くてたまらない人や、お客さんとのやりとりがいちばん楽しい人もいるでしょう。

そこから、あなたの特性を引き出すことができます。

そうして、自分の特性に合ったスタイルを求めていけばいいのです。

抽象化することのメリット

特性は「性分」とも呼べるもので、生まれ持った向き不向きの傾向だと、私は考えています。

ワーク2で見いだした特性は、できるかぎり抽象化してください。

抽象化するのは難しいとは思いますが、これがわかると大きなメリットがあります。

自分の特性に適いさえすれば、何のジャンルを選んでもよくなるのです

あとから別のジャンルに変えるのも、複数のジャンルを同時に手がけるのも、自由になります。

たとえば、将棋が趣味だという人がいたとしましょう。

将棋そのものでコンテンツを書いてビジネスにする道も、あるかもしれません。

でも、将棋だけしか選べないとしたら、やっぱり自由度は狭いですよね。

その場合は、将棋を通じて、どういう要素を追究しているのかを探るのです。

・戦略を考える
・新しい発想を生み出す
・ライバルと切磋琢磨する
・対局のデータを集めて研究する

もし「戦略を考える」が特性だとしたら、その思考は、経営戦略やマーケティング戦略にも転用できる可能性があります。

そうすると、一気にフィールドが広がる感じがしませんか?

自分の特性を抽象化して、それを別の具体的なテーマに結びつけることで、

「好き」を拡張できるのです

第5章 根源の価値観を探る

ここまでのワーク、お疲れさまでした。
いよいよ、最終章になります。

最後のワークでは、あなたのもっとも奥深くにある、根源の価値観を探っていきます。

ここでいう根源の価値観とは、

「自分が本質的に、何に喜びを感じるか」

という、喜びの源にあたるものです。

💞ワーク3💞
あなたがこれまでに、最高に素晴らしいと感じたコンテンツを挙げて、面白かったところ、惹かれたところ、感動したところを堀り下げてください。

まずは、あなたがこれからやろうとしている(または、すでに取り組んでいる)のと同じジャンルで、「いい!」と感じたコンテンツ。

それで足りなければ、ジャンルを問わず

・教材
・講座・セミナー
・本(小説その他)
・マンガ・アニメ
・映画
・TVドラマ

何でもいいです。

自分がいいと感じた作品(または作者)に対して、どこが印象的だったか、何に魅せられたか……。

できるかぎり詳しく書き出してください。

そこから、自分の中の共鳴ポイントを探るのです

・複数の良かった作品を挙げて、共通点を見いだす
・自分の中で最高峰の作品を1つだけ挙げて、その1つを徹底的に深掘りする

どちらでも、好きなやり方でかまいません。

このワークは、やってて至福の時間になるはずです。
大好きな作品を思い起こして、そのときの感動に包まれますから。

私の中に見つかった根源の価値観は、

①好きな人と関わって生きていきたい
②自分らしい生き方をしたい
③世の中の根本原理を知りたい

この3つでした。

1つの価値観に集約される人もいるかもしれません。

ある作品に触れて、なぜだかわからないけど、どうしようもなく心を打たれるというときは、深い価値観のところで共鳴している可能性が高いです

言語化されてなくても、理屈がわからなくても。
心をとらえて離さないのです。

さきほどのワークであなたが取り上げたコンテンツを、振り返ってみてください。

それは、ただ単に「役に立った」というだけだったでしょうか?

違いますよね。
それだけだと、ずっとあとまで心に残るものにはならないと思います。

「情報が有益だ」というだけでは、コンテンツは手に取ってもらえません。
「心惹かれる何か」を感じないと、読まれないのです。

もし読んでもらえたとしても、「ただのお役立ち情報」として消費されて終わりになってしまうでしょう。

あなたがコンテンツを書くとき、必ずしも目に見える形で、根源の価値観と結びつけなくてもいいです。

「私の価値観は○○です」と、直接的に書く必要もありません。

自分の中で、つながっていることが大事なんです。
その価値観はコンテンツににじみ出て、人を惹きつけます

3つめのワークをやってもらうと、自分の中で「いいコンテンツ」の基準が確立されます。

そして、誰かのコンテンツに心を動かされた分だけ、自分が誰かの心を動かすコンテンツを作れるようになると思います。

 

まとめ

《1.コンテンツ市場の需要をつかむためのワーク》

・情報販売プラットフォームにアクセスし、ジャンル一覧と人気記事のタイトルを、ひと通りチェック
・コンテンツを見ながら、自分の中で興味を引かれるジャンル、自分に懸けそうなテーマのアイデアを書きとめる

《2.あなたの特性を見いだすためのワーク》

・あなたが好きでやってる/やってて楽しい/なんなくやれる活動をあげる
・その中から、自分が没入しやすい要素を抽出する
・わかりにくい場合は、タスクを細分化して、特にどのタスクが向いているかを分析する

《3.根源の価値観を探るためのワーク》

・これまでに、最高に素晴らしいと感じたコンテンツを挙げる
・作品または作者の、どこに惹かれて感動したかを、詳しく堀り下げる
・共鳴ポイントを手がかりに、自分の根源の価値観を見つける

私は当初、「定年後の生活に困らないために」という動機で、ネットビジネスに関心を持ちました。

けれど、私にとってネットビジネスは「やりたくてやるもの」ではありませんでした。

だから楽して稼げる方法を求めたのですが、いつまで通用するかわからない手法では、本当の安心は得られません。

コンテンツビジネスを知ったとき、仕方なく取り組む副業を「本当にやりたいこと」に変えられる可能性があると感じました。

自分のテーマをコンテンツに変えるスキルがあれば、永続的に豊かな人生を送ることができるようになります。

ビジネスを楽しみながら稼げるようになったら、最高じゃないですか?

今回の記事が、そのための手助けになれば幸いです。